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国家ビジョン「無税国家」とは

皆さんこんにちは、そしてこんばんは。及川幸久です。今の私たちの生活の中で、あまりにも税金が多すぎる、そして高すぎる。

様々な税金や税金のようなもので重税国家日本

所得税とかいろんな税金もありますし、それから何といっても消費税。さらには社会保険料。年金は保険料という名前の実質上の税金じゃないですか。今起きているのはインフレ。インフレというのは自然現象ではありません。政府の経済政策の失敗で起きるものです。これも1種の税金です。学生さんにとっては、そんな経済状況の中で奨学金を借りなきゃいけない人が、今や大学生の半分になっている。これも広い意味での税金みたいなものです。まさに税金だらけ重税国家になっている。

そんな中で、私は今、日本は未来の国家ビジョンを持つべきだと思うんです。こんな苦しいことばかりで、これがずっと続くのかと思ったらやっていられないですよね。そうではなくて、未来はこっちに行くんだっていう国家ビジョン。それを私は無税国家論というふうに言っています。

松下幸之助氏が描いた未来「無税国家日本」

これはもともと今から45年前、あの経営の神様、松下幸之助さんが唱えた考え方なんです。1977年だったと思うんですけど、松下幸之助さんが「私の夢・日本の夢21世紀の日本」(PHP研究所 1977/1/1)というタイトルの本を出したんですよ。この中に小説があるんです。松下幸之助が書いた小説なんです。

その小説は2010年、もう今から数えると過去になっていますけど、2010年の近未来を描いているんですね。2010年に国際機関が世界100 万人に世論調査をした。世界で一番理想的な国はどこですかというこの質問に対して、世界中で圧倒的1位の答えが日本だった。その理由は、日本という国は世界で一番富の分配をフェアにやっている。これが理由だったんです。富の分配はフェアになっているとはどういうことかというと減税なんです。日本というのは、どんどん減税をして無税国家に向かっているっていう、そういう近未来を松下幸之助さんは小説で描いていました。無税国家、税金のない国ですよ。

すでに現実に存在する無税国家

そんなのあるわけないと思うかもしれません。ところが、すでに存在しています。例えば、中東の産油国です。中東の産油国は、石油の収入で公共サービスほとんど無料、税金はもちろんない。こういう無税国家は実はもう既に実現しているんです。ただ、これは石油がたまたま出たということで、もし石油が出なくなったらどうなるのか。そこまで彼らは考えています。

彼らは、石油による収入、国家の収入を全部使っちゃわないで必ず余剰金を貯めています。それを政府のファンドにして、政府系ファンドっていうことで運用しているんです。投資運用しているんです。投資運用すると、運用益で利益が出るじゃないですか。その利益を政府の予算に充てるようにしているんですね。この利益さえあれば税金がどんどん要らなくなる全く同じことをシンガポールがやっています。

シンガポールは石油なんか出ません。シンガポールがやっているのは、国民から税金をもらって、その税金を全部使わないで、なるべく小さな政府で効率的に運営して必ず余剰金を残す。その余剰金を毎年溜めていて、やっぱり投資運用しているんです。シンガポールの投資運用はすごいです。シンガポールの中に2つぐらい政府系のファンドがあるんですけど、30年間で100倍になったファンド、40年間で1,000倍になったファンドがあります。これくらい徹底的に投資するんですね。今やシンガポールの国家予算の15%は、この運用で得た利益です。だからシンガポールは税金がどんどん安くなっている。

松下幸之助さんは、これを45年前に説いていたんですね。今こそ、これを日本でやるべきじゃないでしょうか。日本が目指すべきじゃないでしょうか。

無税国家実現のための無駄の削減と余剰金の積立

そのためにはいくつかやらなきゃいけないことがあります。まずは、政府の無駄をなくすこと。政府の無駄の典型的な例が単年度主義といいまして、政府予算というのは1年間で使い切らなきゃいけない。各省庁の予算を使い切れないと翌年に予算が減らされるんですよね。だから予算の消化とかって言うんですけど、とんでもない話です。

そうじゃなくて予算を使い切るんじゃなくて、予算を効率的に使って余剰金を残す。残したら、それを積み立てていく。積み立てたお金を運用に回す。これが一つ。

それから、そもそも政府の中にある無駄なものはやめる。無駄なものの象徴が特殊法人とかというやつです。NHKも特殊法人だし、日本年金機構もそうだし、いろいろなのがいっぱいあるんですけど、特殊法人って何のためにあるかというと、ほとんどは官僚の天下りのためですよね。天下りとかちょっとやめてもらって、特殊法人なんかもやめる。そうやって、政府を効率的にダイエットする、減量する。これを減量の経済学って言うんですけど、減量していく。そうすれば余剰金が出ます。

無税国家を国家ビジョンに据えられれば、余剰金の運用益が税金を減らす

その余剰金を溜めていく。溜めていって1,000兆円ぐらいの余剰金を持てたとしたら、これを運用する。年間5%で運用したとしても、50兆円の利益が出ます。今の日本の税収50 兆とか60 兆ですよ。1,000兆円のプールができれば、運用で賄えてしまうんです。

これは頑張れば、10年や20年でできるんです。これが国家ビジョン。無税国家っていうゴールを国家ビジョンとして描く。それが実現するのは、数10年後、100年後かもしれません。しかし、その間に利益はずっと出続けます、増え続けますから、それによって税金はどんどん下がっていくんです。

今、シンガポールがまさにそのプロセスにあります。シンガポールは時間の問題で、どこかで無税国家になりますよ。日本も同じです。これを目指せば、この大きな余剰金による投資運用の利益が国家の予算になりますので、我々の税金はそれに見合ってどんどん下がっていきます。「減税そして無税国家」これを日本の国家ビジョンとして皆さんと一緒に描いていきたいと思います。

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