戻る

政策1-破綻している年金の作り直し

皆さんこんにちは、そしてこんばんは。及川幸久です。公的年金の問題についてお話しさせてください。年金制度というのは、日本では今から60年前、1961年ごろに始まって日本人20歳以上の人たちは皆、所得から一定の社会保険料というものを徴収されています。それを政府が預かって誠実に管理して運用して、そして国民一人一人が引退して年金をもらう年になったら、長年納め続けてきた年金それを給付金として返してもらう。これが本来の年金制度でした。

世代と世代の支え合いという年金

ところが、今は全く違った形になっています。今は、年金は世代と世代の支え合いとかいう言葉になっていて、現在働いている世代が今、年金をもらっている世代を支える。今、私も現役世代ですけど、今、働いている人たちが年金保険料を払って、その保険料はそのまま今、年金をもらっている人たちの給付金になっている。では我々が納めているお金が今使われているとしたら、我々が年金をもらうようになった時、一体そのお金はどこから来るのか。それは将来の現役世代が働いてくれて、彼らの払ってくれた保険料が今度は我々の年金になる。これが世代と世代の支え合いというんですが、私はこの制度は実質破綻していると思います。

今の年金は人口減少時代に破綻した仕組み

なぜならば、これピラミッドなんですよ。いわゆるねずみ講と一緒です。このピラミッド構造っていうのは、先の世代があって、後の世代があったとして、先の世代は後の世代が順調に増えていく数が増えていく。それが前提となって、このピラミッドっては成り立っています。ねずみ講ってそうですよね。

ところがですね、今の日本の人口はどうなっていますか。今、新しい世代はどんどん減っているんですよ。人口のピラミッドの底辺は減っていっているんですよ。そうなると、下の世代が上の世代を支えることは難しくなっていきます。

実際に随分前には現役世代15人で一人の高齢者を支えていた。しかし今はどうですか。今二人で一人を支えていますよ。そしてあと40年ぐらいしたら、一人で一人を支えることになります。今生まれたばかりの子供は40年後、社会の中核になっている頃には、自分の家族と自分の親とそして見ず知らずの誰かを養わなきゃいけないんですね。

そんな制度は続くはずがありません。ねずみ講は違法なんです。なぜか。必ず破綻するからです。日本の年金もねずみ講と一緒だったら、いつか破綻しますよ。

杜撰な日本政府の年金運用という名の使い込みがそもそもの問題

しかし、ちょっと考えてみてください。もともと国民が政府に預けた保険料を政府がちゃんと守ってくれて運用してくれて増やしてくれて、そして返してくれるはずだったんですよね。何も新しい下の世代から上の世代に吸い上げる必要はなかったはずなんです。何でそうなっちゃったのか、いつからそうなっちゃったのか。実は昭和の時代に国民から集めた年金保険料を政府がやたら使っていました。

一つはその時代の年金を受ける給付者に大盤振る舞いしていたんですね。選挙のたびに年金の保険料を増やして、どんどんどんどん年金を払っていた。要は選挙のための買収みたいなもんですよ。それから当時の政府は税金が足りなかったので、年金のお金を、税金の足りない分の埋め合わせに使っていました。

これ違法じゃないんです。年金は運用しなきゃいけないので、運用と称して日本道路公団だとか、日本住宅金融公庫だとか、どっかの地方自治体に貸し付けるわけですね。投資みたいなものです。ところが、その投資が焦げついているわけです。不良債権になっているわけです。回収できなくて、結局なくなっちゃったんですね。つまり、税金と全く同じように使い込まれたんです。

自分の目で見て、日本の年金はインチキだなと当時思った

何でこんな話を私がしているかというと、私は今から30年ぐらい前にイギリスのロンドンの金融機関で働いていました。この会社は投資運用する会社だったんですが、世界中の年金基金からお金をお預かりして、それを運用して増やすという仕事をやっていたんです。

その中に、日本の公的年金もありました。その時、見ていた日本の公的年金の姿は一言で言ってずさんでした。本当にずさん。他の年金基金というのは年金ですから、大事なお金なので、みんな必死になってふやそうとしていました。

しかし、日本の公的年金っていうのは、年金の当時の年金官僚っていうのが、やたら態度が大きくてですね、もう接待漬けになっている。なんだかよく分からないんですけど、まあ国民の年金のお金をあたかも自分のお金のように扱っていたのを私は見ていました。

これで日本の年金はインチキだなと当時思ったんです。そこからずっと日本の年金を見ていると、これはもう運用でも何でもありません。実態は倒産した会社そのものです。破綻しているけど、破綻しているって政府も政治家も言えないので延命措置をやっている。

毎年、ちょっとずつ給付金を減らし、毎年どんどんどんどん現役世代の年金保険料を増やし、こうやって延命措置をやっているだけですよね。これをいつまでやるんでしょうか。政府が使い込みをして、まあこれも言っていいのかどうかわからないけど、実際にはこの年金を管理していた年金官僚の人たちが退官して天下りすると、どっかの年金関係の団体に入って、そこで高い給料をもらうんです。

そして、そこを辞めると退職金が億単位だったりするんですね。これ、どこから出てきたお金なのか。これも年金の何か人件費になっているんですよね。こんな形でどんどんどんどん使い込まれていたのが日本の年金です。

だから積み立てていたわけじゃないんです。積み立てていたものが使われちゃってなくなっちゃったんです。だから、今、現役世代からどんどん吸い上げている。それでも足りないから税金を投入している消費税をどんどん上げている。それでも足りないので、給付額をどんどん減らしているこれが実態です。

積立方式の正しい年金の形へ作り直すべき

これをいつまで続けるんでしょうか。私はこの公的年金は、きっちり法的整理をして積立式の正しい年金をつくり直すべきだと思う。シンガポールではこういう年金があります。年金に当たる制度がある。シンガポールでは、国民から預かった年金、お金を誠実に運用しながら増やしています。世界で一番トップクラスのファンドマネージャーをスカウトしてきて、運用させていますよ。日本もなんか運用しているけど、日本の運用は投資信託を買っているだけです。

しかし、シンガポールのファンドマネージャーたちは、世界中の大きなショッピングセンターであったり、日本だったら福岡のソフトバンクホークスのドーム型の球場であったり、こういう投資したら絶対儲かるような不動産案件であったり、大きなプロジェクトにがんがん投資をして、短い間に何倍、何10倍にしているんです。

なので、シンガポールの人たちは、政府に預けたお金に余裕があるので、いつでも引き出せるんですよ。結婚した時、家を買う時、大きな病気をして入院した時、そういう時に政府に預けたお金から引き出すことができる。かつシンガポールは税金が安いので、みんなやっぱり、こういう政府だったらやる気になりますよね。

日本はその逆です。日本は、実質税金である年金の保険料、年金の保険料って実質は税金です。それがそのまま取られてかつ毎年上がっていく。これでは、特に若い人はやる気が出ません。若い人はみんな知っています。自分たちが今、年金保険料を払ったって、将来、自分たちには老後に年金はないってこと。だから、払う気がないし、未来に対して絶望しますよ。

私はこの日本の年金制度を幸福実現党の政策として、一回、法的整理をして積立式の正しい年金を作り直すべきだと考えています。こういうのは根本的な国家の改造です。小手先の微調整を何年も続けるんじゃなくて、今日本がやるべきなのは、国家のあり方を根本的に改造する。それが幸福実現党の理念です。

Twitterでツイートお願いします!

#MakeJapanGreatAgain #ジャパグレ ツイートする

ハッシュタグをつけて年金の問題点、年金についてどう思っているか等をツイートしてね!